こんにちは~
去年、ティーノさん採集の西表島産サキシマヒラタの野外♀を頂き、ブリードし、やっとの思いで得られた6頭の幼虫が羽化しました^^
サキシマ野外品は、当たりはずれが多いようで、産んだのが3♀中1♀のみで、レイシ材を使っても6頭が限界でした^^;
幼虫飼育は、4♂2♀で、↓のように飼育しました。
まずは全頭3令初期まで250ccカップにブナ生オガ発酵マット。
3令からがバラバラです。
♂A.B
ブナオオヒラタケ500cc→クヌギオオヒラタケ900cc
♂C
ブナオオヒラタケ500cc→ブナヒマラヤヒラタケ1500cc
♂D
マスターズクワガタマット800cc
♀A.B
ブナオオヒラタケ500cc→ブナ生オガ発酵マット500cc
といった具合です。
では♂Aから...

68.5mm
♂B

71.5mm
♂C

70.0mm
♂D

53.0mm
♀

35.0mm、38.5mm
何となく大き目ですが、目標の80mmにはかすりもしませんね

900ccのクヌギ100%から最大が出たことには納得がいきませんね~
まあ、餌慣れしてないWF1で菌糸の種類がどうとか言っても関係なさそうですね^^;
F2では75mm以上をノルマに、目指せ80mmでガンバリマス。
53mmは小型個体が見たくて作って見ましたが、顎がロングで意外とカッコイイ^^
マメピカヒラタを作る予定が、中型個体に成ってしまいましたが、結果オーライですね

♀はまあまあですね。
次はノルマ40mm、目指せ48mmですね~
飼育感は、アマミヒラタより暴れが少なくて、蛹化前は楽でしたが、アマミヒラタより体重を乗せるのに苦労しました。
アマミや外産は3令初期にガッツリ乗ってくれますが、サキシマはスイッチが入らず、だらだらとした感じですね~
最も、スジブトに比べれば飼育は恐ろしく簡単ですが、スジブトはティタヌスではないので考えから外しておきます。
ついでにアマミヒラタ最大個体も乗っけておきます。

【Dorcus titanus elegans】
アマミヒラタ F3
奄美大島 龍郷町 長雲峠
72.5mm
この個体、最大計測体重が29gで、その後も太り続けてましたが、秋と冬の境目に室温が安定せず、大暴れ...
結局72.5mmに落ち着きましたが、暴れなければ80mm狙えたかもしれませんね(ノД`)・゜・。
まあ、暴れさせてしまうのは、技量不足だと思うので、腕を磨きたいと思います

アマミの♀は最大が40.0mm...納得いかねぇ

次は真面目に菌糸でやります(^^ゞ
今年のアマミは♂ノルマ70mm、目指せ80mmで行きます...
去年と目標が同じなのは内緒です(笑)
♀は殆どのティタヌスがノルマ40mmの目指せ48mmなので、同様に設定しておきます。
最近ティタヌスの♀の大型化のコツをすこ~しだけ掴めてきたような気がします。
コツといってもずぼらですが、1000cc以上の菌糸に2~3令で突っ込むんです。
それでスマヒラ♀50mUpが容易に出たので、あながち間違ってないかと...(笑)
♂は最近嵌ってるのが、菌糸を固詰めした600ccガラス瓶で3令初期まで引っ張り、その後、菌糸を固詰めした大きい容器に突っ込むやり方です。
まだ結果は出てませんが、そろそろタウルスが羽化すると思うので順次結果発表しますね~
因みにダイオウやカリマンタンでも実験しています。
話が大きく逸れましたが、サキシマのブリードも、秋には開始できそうです^^
今回は10頭は欲しいですが、どうなるんでしょうか...楽しみです♪
では
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